SDGs達成に向けた取り組み
地球規模の環境問題や社会課題の解決に向け、
事業活動を通じてSDGs (持続可能な開発目標)の達成に貢献しています。
太陽工業グループのサステナビリティ活動
太陽工業と太陽工業グループ各社は、世界が抱えるさまざまな課題に真摯に向き合い、持続可能な社会の実現に向けて挑戦を続けています。
「目標3」達成に向けた取り組み
膜構造環境による健康促進の研究
当社は、膜材を透過した太陽光と健康促進の関係性をさまざまな角度から研究しています。研究から導き出された効能・効果を活かし、福祉施設や教育施設、オフィス環境など、人が過ごす場所でより快適で健康によい空間をつくっています。
「目標11」達成に向けた取り組み
安心・安全のまちづくり(膜構造・膜天井)
当社は、「かるい・やわらかい・つよい」といった膜材の特長を活かし、耐震性の高い建築物をつくることで、安心・安全なまちづくりに貢献しています。膜材は他の建材と比べ軽い素材です。地震の振動エネルギーは屋根の重量に比例するため、膜材の軽さは建物の耐震性を高めます。膜天井は軽いため、天井落下の可能性が低く、膜材はやわらかいので、万が一落下した場合でも、安全です。
「目標12」達成に向けた取り組み
持続的な資源循環を促進
当社は、製品ライフサイクル全体で環境負荷を軽減し、使用済製品を有効な資源として回収・リサイクルする仕組みを整備してきました(広域認定第227号)。 この仕組みでは、回収した製品を分別し、素材化できるものは専門業者によってマテリアルリサイクルやケミカルリサイクルされます。さらに素材として利用ができなかったものは、サーマルリサイクルとして熱源(発電等)に利用しています。このような再資源化体制により、埋め立てをしない「資源循環」を目指しています。
「目標13」達成に向けた取り組み
光触媒膜で温室効果ガスを分解
テントなどで使用している光触媒膜材には、温室効果ガスの一種である窒素酸化物(NOx)を酸化分解し、周辺の空気を浄化する働きがあります。
「目標14」達成に向けた取り組み
汚濁防止膜で海を守る
港湾工事をはじめ、水域工事にともない拡散するヘドロなどの汚濁水は、環境保全の大きな障害です。その汚濁流出を防止するために開発された「シルトプロテクター」は、静穏な海域から波の荒い海域まで、幅広い設置条件に対応し、水質悪化の拡散を防ぎ、豊かな海を守ります。
「目標15」達成に向けた取り組み
最終処分場で豊かさを守る
バリエーション豊かな遮水工で、土壌の安心・安全に貢献しています。廃棄物最終処分場をはじめ、ため池・貯留池などさまざまな用途で、世界50ヶ国で施工されているグローバルスタンダードの遮水シートを駆使。人々の暮らしや産業活動によって生じた汚染物質などが周囲へ拡散することを防止し、豊かな土壌を守ります。
「目標17」達成に向けた取り組み
欧州連合からの出資により新技術を開発
有機PVとETFEフィルムの融合技術に関して、欧州企業6社と連携したプロジェクトに参画しました。欧州連合による出資を受けた本プロジェクトは、各社の技術を掛け合わせることで、世の中に新たな価値を持つ製品を生み出すことを目的として実施されました。