太陽工業コラム

最適なリスクヘッジを可能にした、専門家による点検サービスとは?│某製造機器メーカー様・導入インタビュー

【目次】
1.製造機器メーカーF社 設備管理部
2.課題
– 適切な点検・メンテナンス方法についての知見やノウハウが社内にない…
– 課題のポイント
3.解決
– 解決のポイント
– 他社製品にも対応。専門家の点検によって正しい安全レベルを把握できた!

製造機器メーカーF社 設備管理部 

各地に建設した複数のテント倉庫。劣化状態が判断できない…

多数の製造機器を開発・製造しているF社では、7年前に増産体制を構築した際、材料や完成品の保管場所として複数のテント倉庫を新たに建設した。以来、特に大きなトラブルもなく利用してきたが、頻発する災害対策を目的に、全社的に設備の見直しを行うことになった。

課題

適切な点検・メンテナンス方法についての知見やノウハウが社内にない...

F社がテント倉庫を利用するのは、7年前がはじめてでした。その際、販売元のメーカーからひと通りのメンテナンス情報は得ていましたが、建設してから長い時間が過ぎてしまったこともあり、正しい管理方法が曖昧になっていました。

設備管理部の責任者であるA氏は、当時の状況を次のように振り返ります。
「テント倉庫のメンテナンス期間や、適切な点検方法などについての知見やノウハウを持っている社員がいない状態でした。そのため、今後このまま使い続けたときにどのようなリスクが考えられるのか、正しく想定できていない懸念があったのです」(A氏)

設備管理部ではこれから先、想定以上の災害が発生するリスクを踏まえて、ひとまず全てのテント倉庫の膜材を張り替えた場合のコストを試算してみることにしました。

しかし複数のテント倉庫を同時期に建設していたこともあり、全ての倉庫に適応するコストを確保できる見込みは立ちそうにありませんでした。

それだけではなく、すべての施設のメンテナンスをするとなると、点検・張り替え作業の影響を受けて、現場の作業も大幅に遅延してしまうことが考えられます。取引先に迷惑をかけてしまうことになるため、F社にとってそれは最も避けたい事態でした。

「とはいえ、全てではなく一部のテント倉庫のメンテナンスを実施するにしても、各地に建設した倉庫の劣化にどの程度の違いがあるのか、いつ膜材を張り替えるのが最適なのか判断がつきませんでした」(A氏)

設備管理部のメンバーは、今後どのように対処したらよいか判断するため、改めてテント倉庫のメンテナンスについてリサーチすることにしました。

課題のポイント

  1. テント倉庫の正確なメンテナンス期間や適切な点検方法などがわからなかった
  2. 劣化に関する知見がなく、リスクを正しく想定できていなかった
  3. 全ての施設を点検・張り替え作業をすると、現場の作業が遅延してしまう

解決

解決のポイント

  1. TACSなら専門スタッフが膜材を解析し、正確な安全レベルを算出できる
  2. 表面の繊維の露出や繊細な傷など、目視で確認できない劣化状況もわかる
  3. テント倉庫を傷つけず、現場の作業を妨げることなく半日ほどで点検作業が完了

他社製品にも対応。専門家の点検によって正しい安全レベルを把握できた!

設備管理部のメンバーの一人があるとき、Web検索でテント倉庫について調べていると、膜構造テントの点検&診断サービス「TACS(タックス)」にたどり着きました。
TACSはテント倉庫などを開発・販売している太陽工業が提供しているサービスでした。サービスについてのホームページを見ると、他社製品でも点検・診断を実施してくれることがわかります。そこで早速、サービスの詳細を聞くために問い合わせてみることにしました。

太陽工業の担当者からTACSについて詳しく話を聞くと、次のようなことがわかります。

「TACSは知見やノウハウを持っている専門スタッフが膜材を撮影・独自システムで解析することによって、テント倉庫の安全レベルを算出できるサービスであるとのことでした。表面の繊維の露出や繊細な傷など、目視で確認できない劣化状況もわかると聞き、興味を持ちました」(A氏)

それだけではなく、テント倉庫の現在の劣化状況を解析した後、すぐに張り替える必要がなかったとしても、今後必要なメンテナンス計画や張り替える時期の目安も提示してくれるとのことでした。現在、テント倉庫を利用する企業の多くがTACSを利用してリスクヘッジを図っていることもわかりました。

「点検作業も、テント倉庫を傷つけず、現場の作業を妨げることなく半日ほどで完了するとわかったので、ひとまずすべてのテント倉庫について点検を依頼することにしました」(A氏)

TACSの専門スタッフによる点検と診断の結果、F社の場合、すぐに張り替えが必要とされる倉庫は少ないことがわかり、結果的に設備見直しのコストを最小限に抑えることができました。

また同時に、今後必要となるメンテナンス計画や張り替え時期も明確になったため、あらかじめ予算を確保することが可能になり、設備管理部のメンバーは胸をなで下ろしました。


サービス概要
テント倉庫の膜材劣化診断サービス「TACS」

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