太陽工業コラム

低コスト・短工期で意匠性を改善した改修策で、新卒採用の応募状況を改善

製造業社 総務部

汚れやシミが目立つ事務所の外観が会社のイメージ低下に影響…

創業者の地元で、長年にわたり製造業を営んでいるN社。高い技術が認められ、世界中からオーダーが舞い込んだ。そこで社員募集を積極的に行っていたが、このところ、特に若手社員の応募状況が思わしくなく、総務部はその対策に追われていた。

課題

創業以来、改修していない事務所の外壁が会社のイメージダウンに...

現社員の意見にも耳を傾けながら若手応募者が集まらない原因を調べていくと、いくつかの要因にたどりつきました。その一つが、工場の正門前に立っている事務所の外観です。建築から何十年も経過している事務所の外観は、壁の汚れやシミが目立つ状態でした。

総務部のS氏は、事務所についてこう話します。
「事務所の内部はリフォーム済みで、床材や壁紙を張り替えたり、照明のLED化を行ったりしていたので、比較的新しく清潔感のある内装でした。しかし外壁は創業以来、ほとんど手を加えていなかったのです」

N社の若手社員たちは口を揃えて、就職活動で会社に訪れた際に、事務所がある建物の第一印象はとても大事だといいます。どうしても外観から、会社の雰囲気そのものを想像してしまうとのことでした。

そこで総務部ではイメージアップを図るべく、事務所外壁の改修策を検討することになりました。しかし、現実問題として、売上に直結しない部分にかけられる予算は限られています。
更にそのあと数か月で、次年度の新卒採用が始まります。時間もコストもかけられない状況で解決策が見つからず、総務部のメンバーは頭を抱えていました。

課題のポイント

  1. 創業以来、手を加えていない事務所の外装が老朽化して見栄えの印象が悪くなり、会社のイメージに悪影響を及ぼしている
  2. 外壁を改修しようとしたが、売上に直結しないため予算が限られている
  3. 次年度の新卒採用が始まるまでに改善したいが時間がなかった

解決

解決のポイント

  1. 膜にデザイン性の高い印刷を施した「膜ファサード」を使って、外装をラッピングすることで意匠性を付与することが可能
  2. 張り替えが容易なため、短期間で施工が可能
  3. 耐候性に優れていて、低コストで設置ができる

低コスト・短工期で、外壁の意匠性を改善した新たな工法で採用状況を促進!

総務部のメンバーは問題を解決できず困り果てていましたが、あるとき参加したグループ会社の会合で、有力な情報を耳にします。それはグループの一社が、プレハブの一社が、プレハブ製の事務所の無機質な外装を、太陽工業の印刷膜を使い、低コストでイメージアップを図ったという話でした。

S氏らは早速、太陽工業に問い合わせ、N社が抱える課題を相談してみることにしました。太陽工業の担当者からは、膜にデザイン性の高い印刷を施した「膜ファサード」を使った外壁の意匠提案を受けました。
「膜ファサードは、自由なデザインを施した外壁用の印刷膜を建物を建物にラッピングする新しい工法のことでした、実際の写真を見せてもらうと、確かに建物の印象ががらりと変わるようでした」(S氏)

膜ファサードは張り替えが容易なので、目前に迫っている採用活動の開始にも間に合わせることができるとわかりました。さらに低コストで設置が可能であり、総務部が想定していた予算内にも収まりそうでした。

「低コストでありながらも耐候性にも優れているそうで、数年は発色を維持し、老朽化した外壁の見栄えの悪さを防いでくれるとのことでした」(S氏)
さらにこの膜ファサードは、すでに大学やスポーツ施設、商業施設などで導入された実績が多数ありました。各施設のイメージアップや集客に寄与している事例を聞き、総務部のメンバーは強い興味を持ちます。

早速、社内で上層部に提案したところ、予算や納期の面もクリアしていたことから、すぐに承認を得ることができました。

社内で募集したデザイン案をもとに、太陽工業が二重膜を使ったデザインの膜ファサードを制作。古びた外装に膜ファサードを取り付け、事務所の新しい外観写真を採用サイトに掲載しました。すると新卒採用の応募数が少しずつ増えはじめ、採用面接にきた学生からも、「清潔感がある」「イメージがよい」と好意的な意見が寄せられています。

製品概要
>>膜ファサード

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