太陽工業コラム
日本国内の物流は様々な課題を抱えています。その中でも「物流の2024年問題」と呼ばれているのは、2024年4月1日以降、働き方改革関連法によって、ドライバーの人々の労働時間にも制限がかかることです。労働力不足の観点から、女性ドライバーの活躍がのぞまれています。そのため、従来男性ドライバーが行っていた手荷役作業も女性でも対応できるよう省力化していく必要があります。
この記事では、荷役作業を省力化し女性ドライバーでも対応できる方法をご紹介します。
女性ドライバーの活躍が望まれている
少子高齢化に伴う労働力人口の減少は全産業・全業種を問わず大きな課題となっており、女性の活用はどの産業でも注目されています。中でも「物流の2024年問題」と呼ばれるように物流業界でも働き方改革が進み、労働力が不足していくことは不可避です。しかし、運送業(ドライバー)では全産業と比較しても、女性活用がなかなか進んでいないのが現状です。
(出所:総務省:労働力調査(2017年)より日通総合研究所作成)
女性進出が進まない理由
ドライバーは3Kのイメージがあり、中でも重労働で「キツイ」印象があるため、女性の活用が進んでいないのが現状です。ドライバーの作業の中で最も重労働なのは、荷役作業です。荷役作業とは物流の過程における荷の取り扱い作業の全般を指します。トラックからの荷物を降ろすことに始まり、出庫するまでの一連の業務が荷役作業です。国土交通省が2015年に公表したデータによると、トラックドライバーの1運行(手持ちがある場合)あたりの平均拘束時間は約13.5時間であり、そのうち約33%に当たるおよそ4.5時間は「手持ち」、「荷役作業」が占めています。
この荷役作業という重労働を削減することができれば、女性でも活躍できる労働環境に近づけるのではないかと考えています。
荷役作業を省力化する方法とは‐荷役効率化マテハン「スリットコンテナ」
手荷役作業を省力化し、女性ドライバーでも対応できる方法をご紹介します。 それは荷役作業を効率化し、物流の課題を解決する新しいマテハンの「スリットコンテナ」です。 スリットコンテナは膜素材で作られたコンテナーバッグで、フォークリフトによる荷物の移動や積み降ろしをパレットを用いずに行える荷役作業効率化マテハンです。
特許出願中の特殊仕様により中の荷に触れることなく移動・保管・積み替えが行えて、さらに使用後はコンパクトに折り畳んですぐに回収できます。
スリットコンテナの特徴
スリットコンテナを使えば、パレットを用いずに荷物をユニット化できます。ユニット化した荷物はそのままフォークリフトで吊ることで積み降ろしができるようになっており、卸した後はスリットコンテナをその場で抜き取れます。 これにより回収漏れや、回収漏れ防止管理によるコスト増加を防ぎ、さらに未使用時にはコンパクトに折りたたむことで積載効率の低下も防ぎます。
スリットコンテナを用いるメリット
荷役作業にスリットコンテナを用いることで、主に以下の4つのメリットを享受できます。
メリット1 :バラ降ろしなし
荷物をユニット化できるため、不効率で重労働なバラ降ろしをなくすことができます。
メリット2:手作業積み替えなし
手作業ではなくフォークリフトを使用して楽に積み替えができます。
メリット3:ドライバーの荷役作業の負担なし
手積み・手降し・手作業積み替えの荷役作業がなくなるため、省力化・時間短縮できます。
メリット4:パレット出荷のムダなし
スリットコンテナは軽量でコンパクトに折り畳むことができ、フォークリフトで吊ることで積み降ろしができて使用後は即時回収できます。 パレットと比べて積載効率を圧迫せず回収コストもかかりません。
まとめ
少子高齢化に伴う労働人口の不足から、女性の活躍が期待されており、それは「物流の2024問題」を抱えている物流業界も例外ではなく女性ドライバーの活躍が求められています。しかし、重労働な労働環境などもあり、女性の活用が進んでいないのが現状です。 この解決策となるのが太陽工業の「スリットコンテナ」です。パレット不要で荷役作業を飛躍的に効率化し、女性ドライバーでも働きやすい労働環境を実現します。 詳しいご案内は以下より差し上げます。お気軽にお問い合わせください。
詳しいご案内は以下より差し上げます。お気軽にお問い合わせください。
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