太陽工業コラム

事故軽減!手荷役作業を省力化し事故を減らす方法とは?

日本国内の物流は様々な課題を抱えています。その中でも「物流の2024年問題」と呼ばれているのは、2024年4月1日以降、働き方改革関連法によって、ドライバーの人々の労働時間にも制限がかかることが注目されています。その中でも注目されているのは、荷役作業です。従来ドライバーの方が行っていた手荷役作業を荷主側で実施することが世の中的に求められてきています。

この記事では荷役作業の安全面と、荷役作業を削減する方法をご紹介します。

ドライバーの拘束時間を長くしている荷役作業

物流の不効率と重労働を生んでいる主な原因は「荷役作業」です。 荷役作業とは物流の過程における荷の取り扱い作業の全般を指します。トラックからの荷物を降ろすことに始まり、出庫するまでの一連の業務が荷役作業です。

国土交通省が2015年に公表したデータによると、トラックドライバーの1運行(手持ちがある場合)あたりの平均拘束時間は約13.5時間であり、そのうち約33%に当たるおよそ4.5時間は「手持ち」、「荷役作業」が占めています。

(出所:国土交通省「トラック輸送状況の実態調査結果(全体版)」

荷役作業は死傷災害が多く安全の確保が急務

荷役作業は拘束時間が長かったり、重労働だったりするだけが課題ではありません。 きわめて事故が多い、非常に危険な作業でもあるのです。 陸上貨物運送事業労働災害防止協会の発表によると、全産業における死亡災害・死傷病災害のうち、実に13%超が陸上貨物運送事業において発生しています。 そして厚生労働省によれば、陸上貨物運送事業の労働災害のうち約70%が荷役作業の際に発生しているのです。

(出所:陸上貨物運送事業労働災害防止協会「令和3年における労働災害発生状況(速報)」

 

また最近では、バラ貨物をコンテナに出し入れする作業は「密」になるとして、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からも荷役作業は危険であるとされています。

(出所:厚生労働省「荷役作業安全ガイドラインの解説」

荷役作業を省力化する方法とは‐荷役効率化マテハン「スリットコンテナ」

荷役作業を省力化し、ドライバーの安全を守る新しいマテハンが「スリットコンテナ」です。

スリットコンテナは膜素材で作られたコンテナーバッグで、フォークリフトによる荷物の移動や積み降ろしをパレットを用いずに行える荷役作業効率化マテハンです。特許出願中の特殊仕様により中の荷に触れることなく移動・保管・積み替えが行えて、さらに使用後はコンパクトに折り畳んですぐに回収できます。

パレットなしで積卸を可能にする荷役効率化マテハン「スリットコンテナ」

詳しいご案内は以下より差し上げます。お気軽にお問い合わせください。

まとめ

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