「有明アーバンスポーツパーク整備運営事業」の一環で移設作業を開始

建築学会賞やグッドデザイン賞を受賞した「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」

2024年1月より解体・移設がはじまる“新豊洲Brilliaランニングスタジアム”
写真:ナカサアンドパートナーズ


2024年1月17日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 

大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村 祐己)は、東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 野村 均)を代表企業とし、TSP太陽株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長 池澤 嘉悟)、株式会社日テレ アックスオン(本社:東京都港区、代表取締役社長 加藤 幸二郎)の2社が構成企業として参画するコンソーシアムから依頼を受けた「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」の解体・移設作業を、本年1月より開始します。

 

「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」は、誰もがスポーツやアートを楽しめるコミュニティ空間として、またパラリンピアンを目指す障がい者スポーツのトレーニング施設として、2016年12月10日にオープンしました。新素材として注目されていた高機能フッ素樹脂膜材「ETFEフィルム」を日本ではじめて大規模に採用するとともに、ユニット化した国産カラマツ集成材でアーチ形状を構成しています。期限付き建築物での木造の普及促進につながる建築システムを実現し、2017年のグッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。また、解体(移築)にも配慮されたジョイントディテールの美しい仕上がりや、EFTEフィルム膜が一般化に向け告示化された点などが評価され、2019年の「建築学会賞(作品)」(一般社団法人日本建築学会)を受賞しました。

 

今回、東京2020大会のレガシー継承、スポーツウェルネスの拠点を目指して事業が進められている「有明アーバンスポーツパーク整備運営事業」の一環として、「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」が移設されることが決定し、解体・移設作業が開始されることになりました。コンソーシアムが進める「有明アーバンスポーツパーク整備運営事業」では、<Tokyo Sports Wellness Village &ldquo”ARIAKE&rdquo”>を事業ビジョンとし、東京2020大会の感動や記憶を継承するとともに、アーバンスポーツをきっかけとした、誰もが輝き、健康的で幸せを感じるライフスタイルを実現できるまちづくりを推進しています。スケートボードパークや屋内ボルダリングといったアーバンスポーツ施設に加え、屋外アスレチックやランニングスタジアムなどの運動施設、カフェやレストランなどの飲食施設を整備し、施設運営や利用促進活動等を通したスポーツ振興により「スポーツウェルネス」のロールモデルエリアとなることを目指しています。

概要

移設建築物:新豊洲Brilliaランニングスタジアム
所在地/東京都江東区豊洲6丁目4-2
敷地面積/4845.69 ㎡ 建築面積/1,746.32 ㎡
構造/鉄筋コンクリート造一部鉄骨造/屋根下地木造

移設先事業主体:Tokyo Sports Wellness株式会社
※東京建物株式会社が代表企業のコンソーシアム

設計:
建築設計/有限会社E.P.A 環境変換装置建築研究所
構造設計/株式会社KAP、太陽工業株式会社

施⼯:太陽⼯業株式会社

解体開始:2024年1月

規模:
地上2階建て・鉄筋コンクリート造⼀部鉄⾻造、⽊造
建築⾯積868.13㎡(建ぺい率25.31%)
延床⾯積1079.02㎡(容積率30.27%)
⾼さ10.300m 敷地⾯積3429.33㎡

太陽工業株式会社について

太陽工業は、社会の安心・安全を支える「膜構造のリーディングカンパニー」です。「膜の無限の可能性を引き出し、お客さまに感動と快適な環境をお届けします。」の企業理念のもと、軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも事業を展開しています。創業100年を迎え、今後さらにイベントや施設運営のグループ会社と連携するとともに、海外事業や研究開発を強化してまいります。

 

報道用写真は、こちらよりダウンロード頂けます。

この件に関するお問合わせ先

太陽工業株式会社 広報部 電話:06-6306-3033
高谷(080-4017-4670)/三井(080-7077-0347)/ 蔭島(090-2147-4572)

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