2023年6月2日
<報道用資料>
太陽工業株式会社
大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村 祐己、以下:太陽工業)は、4月1日入社の新入社員17名の研修プログラムとして、「膜屋」ならではの「膜屋根の製作体験」や「廃材を使用したオリジナルバッグ製作」を実施しました。また、昨年100周年を迎えた太陽グループ全体として、太陽工業とイベントコンサルティングのTSP太陽株式会社(本社:東京都目黒区、社長:池澤 嘉悟、以下:TSP太陽)、イベントや施設の運営を手掛けるアクティオ株式会社(本社:東京都目黒区、社長:淡野 文孝、以下:アクティオ)のグループ3社での結びつきを深めることを目的に、合同入社式や歓迎イベントも合わせて実施しました。
大型膜面構造物のリーディングカンパニーとして「膜の無限の可能性」を追求してきた太陽工業。令和5年度は17名(男性:13名 女性:4名)の新卒者を採用しました。経営スキルやビジネススキル、各事業部の業務内容を知ることに加え、知識だけではなく、膜の無限の可能性や特性を体験しながら「膜屋」の社員としてのスキル形成に繋げます。
なお、新入社員は2か月の研修を終え、6月5日より配属され、業務を開始します。
端材を使ったオリジナルバッグ製作
生産工程で出るテント生地の端材は通常廃棄されます。この端材を用いたリサイクル製品として「オリジナルバッグ」製作研修を行いました。廃棄される端材を用いることで、環境について考えることに加え、本来の用途からまた別の形を作り出すことで「膜の無限の可能性」を体験します。「膜屋」の社員として、しなやかな発想と大胆な行動力を培い、世界を変えるような膜の新しい技術に挑戦する精神を学ぶための研修です。受講した社員は、デザインや裁断、縫製等の慣れない作業の中で、膜素材の特性や用途を学ぶ機会となりました。
膜製作体験
自社製品への理解促進とチームビルディングを学ぶことを目的に、枚方工場にて膜製作体験研修を実施しました。約2メートルの帯状の膜を熱で溶着させて、横幅約10メートルを超える大きな1枚に仕上げます。オフィスビルの玄関前面に設置する庇を想定し、自分たちで設計プランを作りました。初めての溶着作業や縫製作業の難しさを体験しながら、設計通りの形に仕上げる当社の技術力を体感します。限られた時間の中で1つの製品を仕上げるためには、17名それぞれが役割を持ち、チームで行動することが必要となります。作業の中で修正箇所を各担当が報告し、修正点を共有しながら製作に取り組みました。新入社員一丸となり、3日間かけて一つの製品を作り上げました。
太陽グループ合同研修・イベント
太陽グループは、3社一体となりグループ横断の社会貢献活動や人材交流を通じた新たなビジネスの創出など、互いにシナジーを高めながら膜と空間と体験の可能性を追求し続けることで、更なる飛躍を目指しています。令和5年度は3社合同入社式や新入社員の歓迎イベントを合同で開催しました。イベントでは名刺交換を行う等、グループ横断でそれぞれの企業の人材が1年目から繋がる機会づくりとなりました。
新入社員代表 伊藤太一コメント
「太陽工業に入社し、早くも2か月が経ちました。この研修期間で社会人として、また太陽工業の社員としての基礎を学んできました。その中で触れてきた太陽工業の製品の幅広さや、膜という素材が秘める可能性に日々驚嘆し、これから臨む仕事に期待を膨らませております。私は今後、営業に携わる一社員としてお客様に対して真摯に誠実に、ご要望に沿った製品を提案できるよう研鑽を積んでまいります。 これから新入社員一同、太陽工業が100年間築き上げてきた伝統と信頼を引き継ぎながら、次の100年へ向け膜の可能性を広げるべく邁進して参りますので是非ご期待ください。」
太陽工業株式会社について
太陽工業は、社会の安心・安全を支える「膜構造のリーディングカンパニー」です。「膜の無限の可能性を引き出し、お客さまに感動と快適な環境をお届けします。」の企業理念のもと、軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも事業を展開しています。創業100年を迎え、今後さらにイベントや施設運営のグループ会社と連携するとともに、海外事業や研究開発を強化してまいります。
公式HP:https://www.taiyokogyo.co.jp/
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この件に関するお問合わせ先
太陽工業株式会社 広報部 電話:06-6306-3033
三井(080-7077-0347)/高谷(080-4017-4670)/蔭島(090-2147-4572)