2017年度グッドデザイン賞を受賞

~構造の魅力を評価「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」~

2017年10月6日

<参考資料>


太陽工業株式会社

大型膜面構造物(テント構造物)メーカーの太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、この度、建築主としてプロジェクトに参画した「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」が2017年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」は、誰もがスポーツやアートが楽しめるコミュニティ空間の提供を目指して、2016年12月10日にオープンした施設です。
新素材として注目が高まる高機能フッ素樹脂膜材「ETFEフィルム」を日本ではじめて大規模に採用すると共に、ユニット化した国産カラマツ集成材でアーチ形状を構成し、仮設・簡易建築での木造の普及促進につながる建築システムを実現しました。
太陽工業は、当施設の建築事業主としてプロジェクトに参画、「ETFEフィルム」をいち早く導入する事で、ガラスのような透明感とフィルム特有の軽量性や柔軟性を通じて、安全かつ開放的な空間をアスリートに提供しており、今回のグッドデザイン賞は、当施設がもたらす構造的な魅力が高く評価された証しといえます。

「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」へのグッドデザイン賞は、当社の他、東京建物株式会社、東京ガス用地開発株式会社、有限会社E.P.A環境変換装置建築研究所の計4社による共同受賞となります。
太陽工業株式会社では、今回の受賞を弾みに日本国内における「ETFEフィルム」の更なる普及を実現し、開放感と安全性を兼ね備えた快適空間を社会にお届けしたい考えです。

審査員の評価コメント

直線のランニングコースというこれ以上ないシンプルな用途ながら、一目で印象付け、高揚感す ら同時に呼び起こす「構造体」。 構造という機能が、印象の機能を持ち合わせたとき、価値という 置き所が重層的に立ち現れる。これっぽっちも走ることに興味のない筆者が、構造の力によって「走 ってみたい」と思わせるのは、並の力ではない。 屋根という建築が、人の行動を誘っている。
※公益財団法人日本デザイン振興会の発票資料より

施設概要

所在地/東京都江東区豊洲6丁目4-2
敷地面積/4845.69 ㎡ 建築面積/1,746.32 ㎡ 構造/鉄筋コンクリート造一部鉄骨造/屋根下地木造 ネーミングライツ/東京建物株式会社 建築主/太陽工業株式会社 建築設計/有限会社E.P.A 環境変換装置建築研究所 構造設計/株式会社KAP 施工/中央建設株式会社 公式ホームページ/http://running-stadium.tokyo

施設写真

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>>>「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」完成時のリリース