医薬品向け輸送用保冷容器「メディカルボックス」

短期納期・大量生産に対応、2月18日より発売を開始

<報道用資料>

大型膜面構造物(テント構造物)や各種物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、このたび、資材の調達が急務とされる医薬品向け輸送用保冷容器「メディカルボックス」を製品化、2月18日より発売開始することにいたしました。

昨今の社会情勢に伴い、各自治体などを中心にワクチン接種に伴う配送網の早期構築が必要となる中、 要求される保冷性能を確保しつつ、即時大量生産可能な保冷容器が必要と考え、本製品を製品化いたしました。評価試験においても、内容物の温度を2~8℃で33時間保持することに成功。異なる2種類の蓄熱剤の併用により2~8℃の温度域を長時間維持することが可能となります。

「医薬品向け輸送用保冷容器」の特徴

  • 加工が容易なEPS(発泡スチロール)を断熱材に活用することで、一体成形で継ぎ目の無い断熱型枠を形成
  • 量産体制への対応が容易
  • 短期納期・大量生産に対応できる仕様と、温度管理(異なる2種類の蓄熱剤のバランスと入れ方を調整)を担保できる仕様を両立。

 

太陽工業では、中長期的な社会課題の解決に貢献すべく、役割を終えた保冷容器の「回収・リサイクル」も実施に向け調整中です。

  • 商品名:メディカルボックス
  • 販売日:2021年2月18日

製品仕様

  • 製品サイズ:500mm×300mm×350Hmm
  • 断熱材:EPS ・製品重量:7.0㎏(蓄熱剤4個入り)
  • セット内容:保冷ボックス・外装カバー・蓄熱剤・バイアルホルダー、クッション材付き
  • 性能:容器内温度:2~8℃ / 外気温35℃で33時間維持(以下グラフ参照)

太陽工業株式会社

太陽工業は、社会価値の最大化を目指す「膜構造のリーディングカンパニー」です。軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも製品を展開しています。特に近年では、各地で多発する災害時の緊急対応や、新型コロナ対策の医療用テント、お見舞い用防護スーツでも社会の注目を集めつつあります。

・公式HP:https://www.taiyokogyo.co.jp/index.html

 

【素材ダウンロードURL】

共通PASS:taiyo  画像素材: https://bit.ly/2LCzGhn
※素材は報道目的以外にご使用されないようお願いいたします。

 

本件に関する報道関係者のお問い合わせ

太陽工業株式会社
コーポレートコミュニケーション(広報)
担当:西川・上田・高谷  電話:06-6306-3033

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